松壱家@藤沢駅周辺:藤沢に到来した家系ラーメンの黒船 |
2013年02月07日 |
藤沢に家系ラーメンを認知させた“黒船”的な存在である「松壱家」。
本店(藤沢駅北口)は1997年オープン。現在は藤沢駅南口、茅ヶ崎、平塚、戸塚の直営店をはじめ、多くの加盟店を持つ超人気ラーメン店。藤沢のラーメンを紹介する中で、今や外せない存在です。
左は藤沢本店(藤沢駅北口)。右は藤沢南口店
特筆すべきは、「国産の豚や鶏の生骨100%で丁寧に炊き上げた」というクリーミーなスープ。豚骨臭さはなく、甘みすら感じるほどマイルドで、タレとよくなじみます。
家系では珍しく「塩」があるのも、このスープだからこそ成せるワザ。個人的なオススメも「塩」。とにかく甘いです。
メニューは「醤油・塩・味噌」があり、すべてが並750円〜と強気のプライス(大はプラス100円、チャーシュー、煮玉子、のりなど各種トッピングあり)。
自分はいつも「どうせ750円出すのなら」と、チャーシュー3枚、のり5枚、煮玉子1個がトッピングされた、いわゆる全部盛りの「特松壱家(並1,000円)」を頼みます。うまく乗せられている感じですね。。。
左/塩の特松壱家、右/醤油の特松壱家
食券を買うと「お好みはありますか?」と聞かれるので、麺の固さ、味の濃さ、油の量をリクエスト。何もなければ「普通で」でOK。自分は調子のいいときは「固め、濃いめ、多め」です(笑)。
2009年にリニューアルされた本店の店内は、こぎれいになりました。スタッフは元気よく応対も丁寧です。
写真下左は南口店の店内。どちらもテーブルには、コショウやニンニク、炒りゴマ、氷水などが置かれ、セルフでガバガバ使えます。
チャーシュー丼やねぎ丼とのセット(並1,000円)も人気。レモンをスープに搾る「極み鶏(750円)」など、季節限定メニューも登場します。
夏にはつけ麺も。
2012年にはなぜか「とろろ&わさび」が乗ったつけ麺も。。。
運営会社「松野軍団」のホームページによると、スープやタレ、油から、チャーシューや煮玉子に至るまで、すべてプライベートブランドとして商品化しているので、おそらく松壱家もこれを使用しているはず。
■参考:[味友商材のご紹介|味友会ー株式会社松野軍団]
毎朝寸胴でコトコトと。。。って感じではないのが残念ですが、それにしては、この味、なかなかです。
本店も南口店も10時00分〜深夜3時00分(日曜2時00分)までのぶっ通し営業。飲み帰りの〆のラーメン店として深夜まで賑わい、週末の終電間際は大混雑です。
ちなみに「家系」のルーツを調べると、松壱家は同じ“壱”の字がつく、新杉田の「壱六家」からの派生。どちらもクリーミーなスープで塩味があり、うずらの玉子がトッピングされている点、そして広く全国に加盟店展開をしている点が特徴(笑)。ただし、家系の定義を「吉村家」が元祖とするなら、壱六家は吉村家との師弟関係はないため、亜流となるのだとか。
[松壱家藤沢本店|食べログ (ラーメン / 藤沢駅、石上駅)]
■5つ星評価|4.7 ★★★★☆
■スープ・麺|トンコツ家系・太ストレート麺
■おすすめ点| 家系では珍しい塩味が魅力。深夜営業で〆ラーに最適
■アクセス等|本店:藤沢駅北口から無印良品の前を通り200〜300m右側。駐車場あり。南口店:藤沢駅南口からOKストア方面へ200〜300m右側。駐車場なし
■公式サイト|松壱家
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