いよいよ夏休み目前。本格的な海水浴シーズンに突入します。
海水浴場や防波堤など、岩場やテトラポッド周辺で磯遊びをする際は、ヒョウモンダコに触れないよう注意しましょう。
写真/新江ノ島水族館ヒョウモンダコの特徴は大きさと模様(詳細は下記)。「体長が10センチ程度と小型」で「薄い黄色の体色に青または紫のリング模様」で見分けられます。
今年は2013年6月12日に茅ヶ崎漁港で発見されました。特徴となる写真のような鮮やかな模様は威嚇時などに現れるもので、通常は一般的なタコのように周囲の岩場や海藻と同系色に擬態しています。
こちらから危害を加えなければ一方的に襲ってくることはないので、海辺(特に岩場周辺)で似たタコを見かけたら絶対に手を出さないこと。ヒョウモンダコを発見したら、海水浴場の管理者やライフガードなどに伝えましょう。
★現在、新江ノ島水族館ではヒョウモンダコを展示中。お子さんと一緒に海の要注意生物について確認しておくといいですね。
■参考サイト
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ヒョウモンダコの咬毒について|日本中毒情報センター]
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テトロドトキシン|日本薬学会薬学用語解説]
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茅ヶ崎漁港でヒョウモンダコを発見|茅ヶ崎市ホームページ]
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ヒョウモンダコ|江ノ島水族館]